改正風営法が可決/クラブ24時間営業OK

2015.06.22 / ホール

6月17日、ダンス営業の規制を緩和した改正風営法が国会で可決成立した。来年6月までに施行される見通し。

今回の改正では、大音量の音楽を流して客に踊らせ、酒も提供するクラブのうち一定の明るさを確保した店は24時間営業を可能とし、ダンス教室は許可制を廃止された。いわゆるクラブは照度が10ルクスを超えていれば、「特定遊興飲食店」として新たに規制を受ける。また、指定された地域と場所での24時間営業が認められるようになった。10ルクス以下のクラブは引き続き風俗営業として規制される。

1948年施行の風営法は男女の踊りが売買春につながりかねないとして、ダンス営業を規制。これに対し、政府の規制改革会議などから「時代遅れ」との声が噴出した。政府はクラブから風俗営業のイメージを払拭し、深夜営業に道を開くことで、外国人観光客の呼び込みや新規参入を促したい考えだ。

クラブ, ダンス営業, 改正風営法