弁護士ドットコムのパチンコ税記事が薄すぎる

2014.07.27 / 連載

7月27日、弁護士ドットコムがニュース配信した記事「パチンコ愛好者に悲報!? 新たに導入されるかもしれない『パチンコ税』の仕組みは?」の中身が薄すぎると、早速話題になっている。

記事では「財源確保の波が、ついにパチンコ愛好者のもとにまでやってきそうだ。法人税の実効税率引き下げに伴う代替財源として、パチンコやパチスロの換金時に徴収する「パチンコ税」の導入が現実味をおびてきた。自民党内部が検討しているというのだ」とパチンコ税について書き始めているものの、既報の情報さえカバーできていない。取材した形跡すらないのである。

詳しい記者に話を聞いた。「いわゆるヒマネタとして書いたのでしょうが、風営法や風営法改正議連、あるいは日遊協の見解などをすっ飛ばした〝〜だろう〟レベルの話しかない。価値のないニュースです」とバッサリ。

では、なぜこのタイミングでYahooニュースにあがったのか。先ほどの記者は言う。「先日の産経新聞同様に観測気球くさいです。ネット住民の反応を確かめたい連中がいるのでしょう」

パチンコ税, 弁護士