帝国データバンク企業合併件数でパチンコ3位

2014.04.30 / 連載

3月27日、株式会社帝国データバンクは「第2回 合併企業の動向調査」を同社ホームページで報告した。同調査報告によると、2013年の合併企業数は、3783件となり、前年の3824件から1.1%減少したものの、3年連続で3000件台後半を記録。業種別では、「製造業」が前年を7.5%上回り、増加率トップであったほか、マーケットの縮小が続く「パチンコホール」、「旅館・ホテル業」、原油高の影響を受けている「一般貨物自動車運送」が高水準で推移したと伝えた。また、大型合併では、電機セクターや鉄鋼関係が相次いだほか、化成品やエネルギー、金融業界の再編も行われたとしている。

パチンコホールの合併に関して、あるホール経営者は「1ホール1企業体制で、身売り的な合併はあるのだろうが、多くはグループ内で分社化していたものの合併ではないか。顔が見えている経営者に売るくらいなら清算するという考えの経営者の方がまだ多いと思う」と語る。

パチンコ, 帝国データバンク