安倍首相がシンガポールでIR導入に意欲

2014.06.03 / カジノ

5月30日夕方、シンガポールに到着した安倍晋三首相は2つのIR(統合型リゾート)「マリーナベイ・サンズ」と「リゾーツワールド・セントーサ」を視察。その後、記者団 に対し「初めて視察したが、イメージはだいぶ変わった。世界からの観光客を倍増していく目標を東京オリンピック・パラリンピックまでに達成したいと思う。こうした施設は日本の成長戦略の目玉になる」と述べた。

IR推進法案の進捗に関し、6月22日に会期終了となる今国会でのの可決は難しい情勢。秋の臨時国会での法案の通過に望みは残るが、オリンピックに間に合わせるには時間が残り少ない。一方、マリーナベイ・サンズの親会社であるラスベガス・サンズの会長、シェルドン・アデルソンは5月29日にニューヨークで行われた投資家フォーラムで「(視察後すぐに)首相は側近に日本へ電話をさせ、法案の国会通過を命じるかもしれない」と安倍首相のシンガポール視察について言及した。

※写真はリゾーツワールド・セントーサのカジノ

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