大阪がカジノ候補地を「夢洲(ゆめしま)」に絞り込み

2014.04.24 / カジノ

4月14日、ロイターの取材に対して大阪府の松井一郎知事は、カジノ付き統合型リゾート(IR)の建設予定地を大阪湾岸部の「夢洲(ゆめしま)」に固める方針を表明した。

インタビューで松井知事は、「(IRを大阪府に誘致するには)法案の通過が大前提」としながら「そろそろ候補地を絞り込んで(事業者の)提案を受けなければならないところに来ている」と言及。カジノ運営企業などの事業者に対して「大阪らしさがあり世界で唯一となる提案を求めたい」とし、「2020年には一部開業をしたい」との考えを示した。これまで松井知事は、世界のカジノ運営企業のトップとの会談を重ねており、誘致による地元経済の活性化に期待を寄せている。大阪府によれば、埋め立て工事完了後の「夢洲」の全体面積は391ヘクタール。うち170ヘクタールが将来活用用地に位置付けられており一般的なIR敷地面積の2倍以上の土地が活用できる利点がある。

 

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