大量リストラ時代の到来か?

2020.02.05 / コラム

ハンドルネーム「文明開化」さんがメーカーの今後の姿について言及する。

以下本文

大手メーカーのセガサミーが遊技機の受注や決済、製品性能や営業状況の開示、ポイント性による特典など様々な情報とサービスをリアルタイムで行えるWeb上でサービスを始めるらしい。

これまでメーカーの営業マンがパンフレットを持ってホールへ赴き、製品説明や価格などのセールスし、売買契約書を作成し、納品、集金とこれら一連の営業業務を行っていたが、今後、営業マンが要らなくなるということが予想される。

そもそも遊技機の営業マンがホールにとって重宝されたのは新機種をセールスするだけでなく、他店の情報や他機種の状況などともに営業方法や交換率などの様々な相談や情報を提供するいわばアドバイザー的な役割を果たしてきた。

しかし、近年のネットを通じた情報化社会ではたくさんの情報がリアルタイムで入手できる時代となり、営業マンよりホールの方がいち早くより確実な情報を持っていることも多くなってきた。

ホールが好きな時間に何時でも何処でも情報を入手したり発注することができるというわけだ。

極端な話しトイレに入ってるときでもだ。

一昨日、山形の老舗百貨店が倒産したニュースがあったが、東京や大阪の特定地域でインバウンド客によって潤ってる一部のデパートを除き、デパートは全国的に減少している。

これはまさしく沢山の売り子という従業員を抱えた過剰サービスによる高コスト体質が顧客ニーズと合わなくなり、ネット販売という新しい販売ツールを使ってより安く欲しい商品を手にすることができるようになったことだ。

特に若年層はこれが既にスタンダードになってきた。

高コスト体質の元に大きくあるのは人!つまり人件費だ。

デパート倒産から見えくるように情報化社会と顧客ニーズに対応するためにはやはり高コスト体質の改善と徹底した自己改革をしないとダメだ。

営業マンの方々、今までいろいろとお疲れ様でございました!

他メーカーにお勤めの方々も来るべき大量リストラ時代に備え早い内の転職をお勧めします。










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