大変な時こそ実力を高められる!

2020.04.03 / コラム

昨年から思っている『大変な時こそ実力が高められる!』ということをお伝えしようと思います。
人口動態上でのボリュームゾーンの変化、遊技人口の減少、旧規則機の撤去・・・・
あえて書く必要はありませんが、実際に大変な状況だと思います。

更に新型コロナウィルスで大変さに拍車がかかっております。
愚痴も言いたくなるところですが、事実は事実としてしっかりと受け止めて自分たちも大きく変化していくことを目指す必要があります。

今回の旧規則機撤去に関しては、クライアント様とも沢山議論をし、いろんな仮説を立てながら進めていますが、正解の無い中で業績と向き合いながら挑戦していくことの連続です。

全撤去ということは、新規則機の導入を入替予算の中で実施する必要があるので、法人様によって入替平均単価(1台当りの入替費用)が異なります。

過去の入替回転率が0.3回転や0.4回転で、更に中古が主体だったとしても、競争しながらシェアを落さなければ、費用を抑えたベストな入替戦略といえました。

しかし、今回は安定して粗利を確保できていた、ファンのついていた機種も期限が来れば全て撤去していくことになります。

ストック系の機種と呼んでいますが、長くお店に設置できお客様に愛された機種はお店にとって大切な商品です。
このような機種を撤去して、新規則機で新たなファンをつけていかなければ粗利の確保もできなくなり、商売として成り立たなくなります。

もう4~5年ほど、クライアント様ではチャレンジしてもらい、最前線のコラムでも書き続けていますが、機種にファンをつけるための取組みは今後も更に続きます。


━実力を高めるための努力━

台上のPOPだけでお客様が機種を理解できていると自信を持って言えるならいいのですが、私はパチンコもスロットも『分かるお客様が分かればいい』としか思えません。

分からないお客様は更に離反していきます。

遊技人口の減少原因は一つだけでなく、世間の業界に対する見方やいろんなことが重なっていますが、
メーカー様は【自社が売った機種にファンをつける努力】
ホール様は【自店で導入した機種にファンをつける努力】
が、時代の変化とともに不足していると思います。

更に、4円や20スロで稼動するのは高射幸性の機種だけではないので、低貸しでなく4円と20スロで動く機種の育成も重要です。

大変な時は、それを乗り越えるために自分の実力を高める必要があります。
全ての機種が入れ替る、粗利構成比率が変わる、安定した稼動の機種を撤去しなければならない、新たな機種にファンをつけなければならない・・・・、今までとは違う課題にしっかりと向き合ってアイデアと仮説を立てて自店のお客様を離反させないこと。

そして、さらにパチンコやスロットを好きになってもらうことに挑戦することが必須です。
P機でもファンがつけられている機種やコーナーがあり、6号機でも設定運用や機種のポイントを伝える活動で、全国的な数値は低くても使えている機種などあります。

皆様のお店、法人様によって問題は異なると思いますが、世の中にとって必要な商売だと思っています。
ぜひ、さまざまな挑戦をして、自店のファンを楽しませることを目指していきましょう!








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