国内企業:MAプラットフォーム(森章氏)苫小牧構想拡張, IR補完をアピール~道新, 日経

2019.10.09 / カジノ
2019-10-09

【国内ニュース】

IR整備法が成立(7月20日)し、公布(7月27日)された。日本企業は、事業関与の仕方、ターゲット・エリアを定める必要がある。

事業関与は、主に、IR事業主体(コンソーシアム)へのエクイティ参画、IR事業主体からの業務受注、に大別されよう。
IR事業主体(コンソーシアム)は、地域企業、都市開発企業、海外IRオペレーターなどで形成へ。

ターゲット・エリアについては、IR上限数「3」を前提に、自らが強みを持ち得るエリアを抽出することが肝要。

2019年後半、IR誘致を申請する自治体(都道府県 or 政令指定市)は、実施方針を策定し、IR事業主体を選定へ。

MAプラットフォーム(森トラスト代表取締役会長である森章氏が個人で全額出資)

カジノIRジャパン:IR誘致レース~北海道の動向
カジノIRジャパン:IR誘致レース~苫小牧市の動向

MAプラットフォーム(森章氏)苫小牧リゾート構想拡張をアピール~道新, 日経

・10月8日、北海道新聞、日本経済新聞は、MAプラットフォームの苫小牧市のリゾート構想拡張についてレポート
・両新聞社は、10月2日、ノーザンレーシングが、苫小牧市にIR用地を無償譲渡する方針であると報じた。鈴木直道・知事の鈴木直道・知事に決断を促す意図があるとみられる
・MAプラットフォームは、IR候補地に隣接する所有地(1,057ha、道央道苫小牧東インターチェンジ付近)でリゾート開発を計画
・今回のレポート内容は、
– 投資見込みは、当初の600億円から最大2500億円に大幅拡大
– 所有地のうち、40haを4エリア(期)に分け、各エリア(期)にホテル1棟とコンドミニアム2~3棟を開設
– ホテル4棟は計500室、コンドミニアム(分譲)10棟は計1,000戸を想定
– 第1期は、用地6.6haに、タイ「チバソム」を運営するジャヤソム社(シンガポール)を誘致。完成予定は2023~2024年
– 全体の開発期間は2021年から10年ほど
・森トラスト会長の森章氏「IRとは、相乗効果を期待できる。IRを補完する施設を検討したい」

MAプラットフォーム IR候補地近接のリゾート計画を見直しへ IR誘致本格化を受けて

・2017年4月、森章氏は、苫小牧市のリゾート開発とIRの関連性について言及
・MAプラットフォーム(MAP)は、森トラスト代表取締役会長である森章氏が個人で全額出資により設立した投資会社
・MAPは、IR候補地に隣接する所有地(1,057ha、道央道苫小牧東インターチェンジ付近)でリゾート開発を計画
-海外富裕層をターゲットとする、高級ホテル、別荘など
-当初は、2017年着工、2020年に一部開業を目指していた
・森章氏は、IR誘致の動向を見極めつつ、リゾート計画を見直しへ
「IRとの兼ね合いも考慮し、10年程度かけて計画を進めていきたい」
「当初は高級ホテルや商業施設、医療関係の複合型を検討していたが、IR誘致の動きもあり、その動向によってリゾート開発の方法も変えなければならない。当然、IRを意識した開発を行いたいと考えている」
 

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