国内企業:和歌山きのくにIRリゾート協議会 第1回勉強会「地域密着の3-4号計画, 広域視点を」

2019.11.25 / カジノ
2019-11-25

【国内ニュース】

IR整備法が成立(2018年7月20日)し、公布(7月27日)された。日本企業は、事業関与の仕方、ターゲット・エリアを定める必要がある。

事業関与は、主に、IR事業主体(コンソーシアム)へのエクイティ参画、IR事業主体からの業務受注、に大別されよう。
IR事業主体(コンソーシアム)は、地域企業、都市開発企業、海外IRオペレーターなどで形成へ。

ターゲット・エリアについては、IR上限数「3」を前提に、自らが強みを持ち得るエリアを抽出することが肝要。

2019年末から2020年、都道府県・政令市(IR区域整備計画を国に申請する)は、実施方針を策定し、IR事業主体を選定へ。

きのくにIRリゾート協議会(和歌山県)

きのくにIRリゾート協議会 第1回勉強会「地域密着の3-4号計画, 広域視点を」

・11月22日、和歌山市にて「きのくにIRリゾート協議会 第1回勉強会」が開催。県事業者を中心に約80名参加
・きのくにIRリゾート協議会(会長:坂口邦嗣氏)は、和歌山県内事業者を会員とし、IR事業参画を目的とする
・第1回勉強会の登壇者は以下3名(敬称略)
 第1部「大阪IR構想へのコミット」
 (IR推進100社会・事務局長 堀感治)
 第2部「各地のIR活動状況, 和歌山県内事業者のIR事業参画方法」
 (キャピタル&イノベーション株式会社・カジノIRジャパン運営 小池隆由)
 第3部「サンシティグループのIRビジョン」
 (サンシティグループHDジャパン株式会社 プロジェクトマネジャー 大越義勝)
・第2部プレゼンテーションのポイント
「地域事業者は、中核施設3-4号(*)の実名コンテンツ力、IR計画全体におけるローカルソリューション力を強みに、IR事業コンソーシアムのパートナーとなるべき」
「パートナーとは、国内外事業者とIR事業計画を共同策定、自治体の事業者選定(RFP, コンペ)に臨むこと」
「きのくにIRリゾート協議会には、和歌山県、大阪府市それぞれのIR事業に参画する道筋がある」
「和歌山県、大阪府市のIR事業とも、とくに、3-4号施設・運営計画において、少なくとも関西広域の視点が不可欠」
「大阪市IR事業への参画ルートの一つは、IR推進100社会への加盟。IR推進100社会は、関西全域の3-4号計画集団。そこで、和歌山県は重要な要素」

(*)IR整備法が定める中核施設
・1号「国際会議場」,2号「展示場」,3号「我が国の観光の魅力増進施設」,4号「送客機能」,5号「宿泊」
・日本型IRの特徴は3号,4号

カジノIRジャパン:和歌山県 IR誘致活動の動向
カジノIRジャパン:大阪府 IR誘致活動の動向
 

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