叱ってくれる人は「私の味方。私のことを思ってくれている人。」

2019.09.03 / 連載

【毎月第一火曜日更新に変更しました!】第100回 三浦真理恵のモテる処方箋

皆様こんにちは!株式会社kaikaの三浦真理恵です。本日はこんなお悩みが届いています。

Q、前回の記事の「叱られ下手」に関してです。私も以前「叱られ下手」だと言われたことがあります。「叱られ下手」とはどういうことなのか、どうすればいいのか、教えてください。(20代・女性・管理職)



A、質問者様が本当に叱られ下手かどうかは置いておいて…。

叱られ下手な人の傾向としては、叱られている最中にふてくされたような態度をとったり、おどおどしがちです。そして、無言もしくは謝罪の言葉のみを繰り返します。

上司としては「叱ることで、何かしら良くなってほしい」という思いがあるのに、そこでそんな態度を取られてしまうとつい言わなくてもいいことまで言ってしまったり、口調や感情がヒートアップしてしまったりします。

 

ですから、仮に納得できなかったり理不尽な内容だったとしても、まずは受け止め、素直に謝ることが大切です。そして、説明を求められたら、事実だけを冷静に伝えること。

 

叱られることは「攻撃」ではないし、あなた自身を「否定」しているわけではありません。仕事でミスをしたら叱られるのが当たり前。そう考えて、叱られている「状況」ではなく「内容」に目を向けるようにしましょう。

 

特に女性は、叱られると過去のミスを思い返したり、そこから連想されるネガティブな未来を想像しがちです。そうではなく、「今後同じミスをしないようにするにはどうすれば良いか」を考えるのです。冷静に叱ってくれている上司であれば、解決策や今後の対策を一緒に考えてくれるはずです。

 

叱るのって、エネルギーが必要です。感情的に怒鳴り散らしている人はともかく、ちゃんと叱ってくれている人は気も遣っています。時間も労力も、惜しまず使ってくれているのです。

怒るのは簡単。叱るのは難しい。部下の成長を願っているからこそ叱ってくれている。まずはそこを知っていてください。

叱ってくれている上司は、あなたの味方です。あなたの成長を願ってくれている人です。

 

私も、叱られたら落ち込みます。委縮するし、怖くもなります。

でも、怒ってくる人はともかく、叱ってくれる人は「私の味方。私のことを思ってくれている人。」その前提があると思えば、冷静さを取り戻しやすくなります。そしてその人に、必要以上に「叱る」という時間と労力をかける行為をさせてしまわないためにも、もっと頑張ろうと思えたりもするのです。

 

ですからまずは、上記を意識してみてください。一人で難しければ、同僚や先輩に相談したり、協力を仰ぎましょう。叱られたことに対して、一人で抱え込まないでください。

大丈夫。今私にこの質問を送れているあなたは、もっともっと成長できます。

 

 

 

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(著者プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
https://kaika-bp.jp/

2009年株式会社パック・エックスに入社。営業・新規事業の立ち上げ・組織改革支援・研修講師を経て2014年5月に独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。内定者・新入社員研修をはじめ、接客研修、チームビルディング研修、モテ上司研修、ビジ女研修、接客手話研修など、幅広い研修を展開。

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クレティ4年以上

叱ると言っても、いろんなパターンがありますからね。
まずは、話し合いから始めるのが大事だと思いますよ

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上野ハム太郎4年以上

>叱るのって、エネルギーが必要です。感情的に怒鳴り散らしている人はともかく、ちゃんと叱ってくれている人は気も遣っています。時間も労力も、惜しまず使ってくれているのです。

業界内には感情的に怒鳴り散らす人が多いと思うんですよ。

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