コロナ禍における若手社員の心境を想像してみたことがありますか?(三浦真理恵)

2020.05.05 / 連載

第108回 三浦真理恵のモテる処方箋

皆様こんにちは!株式会社kaikaの三浦真理恵です。

あっという間に、今まで当たり前だと思っていた日常が当たり前ではなくなりました。緊急事態宣言が全国的に延長するのか、エリア分けされるのか、今後どうなっていくのか現時点ではまだわかりません。

普段から、パチンコ業界が取沙汰されるのはもっぱらネガティブなことばかり。どれだけの感染対策をしても、どれだけ地域に貢献していても、何万枚ものマスクを寄付しても、なかなか目を向けてもらえません。今回もまた、やり玉に挙げられているのが現状です。

そんな中で、社員やスタッフのケアを疎かにしてしまうと、終息後の離職に繋がりかねません。実際に、転職活動を始めている人も多いと聞きます。

特に新人スタッフや新入社員・若手社員の心境を想像してみてください。自分が働いている業界が、会社が、お店が、非難されている。そんなたくさんの言葉を目にして、どんな気持ちでいるでしょうか。もしかしたら、SNSやお店への苦情電話等の他人の声だけでなく、家族や親戚からも心無い言葉を言われているかもしれません。

だからこそ、この時期のコミュニケーションはとても大切です。

いつも以上に、嬉しい話を共有してください。常連様にとって自店は大切な居場所だということ。お店に来ることで、孤独や、寂しさを埋められる人がいること。平凡な毎日に、ワクワクや刺激を与えることができること。ネットの声を鵜呑みにしないこと…。きちんと言葉にして伝えてあげてください。

業界歴が長い方々が当たり前にわかっていることを、若いメンバーはきっと知りません。SNSで色々と言われていることを、真に受けている若手もいると思います。どれが正しい情報なのか、わからなくなっていると思います。

これを機に、オンラインで業界の歴史や業界の噂の真相などをレクチャーするのも一つの手です。今までそういったことに時間を割いてこれなかった企業様であればなおさら、この時間を有効に活用できるはずです。

そして、休業中に各社どのような取り組みをしているのか、情報を集めてみました。
・毎日の体温と体調の報告
・出社して大掃除
・自宅や会社でマスク作り(材料費は会社負担)
・オンライン面談
・常連様へのDMやポスティング
・店舗駐車場にて地域の方々にマスクや消毒液の配布
・店舗駐車場を地域の方に無料貸出してドライブスルーで野菜等を販売

私が数社の方にお伺いしただけでこれだけの取り組みが出てきました。他にも色々と取り組んでいる企業様がありそうなので、下記アンケートにご協力いただければ嬉しいです。

メールアドレス等個人情報の入力欄はありません。たくさんの回答が集まれば、結果も公開いたします。
【緊急事態宣言による休業期間中の取り組み状況】
https://forms.gle/dsfjfPXGCQ1NmC4R9

オンラインによる面談やセミナーのコツは、個別にご連絡いただければお伝えいたしますのでお気軽にご連絡ください。(もちろん無料です)次回連載掲載日までこの状態が続いているようであれば記事にもいたしますが、1カ月後までこの状態が続かないことを切に願っております。

 

 

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(著者プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
https://kaika-bp.jp/

2009年株式会社パック・エックスに入社。営業・新規事業の立ち上げ・組織改革支援・研修講師を経て2014年5月に独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。内定者・新入社員研修をはじめ、接客研修、チームビルディング研修、モテ上司研修、ビジ女研修、接客手話研修など、幅広い研修を展開。

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