加熱式たばこ遊技中もOKに? 東京都が条例案を緩和

2018.06.06 / ホール

6月4日、時事ドットコムニュースは「東京都は4日、受動喫煙防止対策のうち加熱式たばこについて、分煙すれば飲食店内での利用を認める方向で最終調整に入った」と報じた。同記事は「4月に公表した条例骨子案では、紙巻きたばこと同じ基準で規制する方針だったが、健康被害の実態が明らかになるまでの経過措置として、基準を緩和する」と続けている。

東京都は、2020年の東京五輪までに国が定める健康増進法改正案より厳しい内容の東京都受動喫煙防止条例の施行を目指しており、6月議会で成立すれば年内から段階的に施行する方針。なお同条例については都遊協が昨年11月29日の理事会において、東京都生活衛生同業組合連合会や東京都麻雀業協同組合などが主催した受動喫煙防止対策署名活動に協力することを決議していた。署名は客と事業者が「禁煙」「分煙」「喫煙」の店舗を自由に選択できる多様な社会を求めるというもので、そのなかで「燃焼による煙の出ない加熱式たばこは規制対象から除外すべき」としていたもの。加熱式たばこが条例から除外されれば、分煙のための専用の喫煙室を設ければ遊技しながらの喫煙が可能になる(国の健康増進法改正案と同等)。なお紙巻きたばこについては喫煙専用室でのみ喫煙可能であり、遊技しながらの喫煙はできない。

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