公明党政調会長「今国会でのIR法案厳しい」

2014.10.23 / カジノ

10月20日のロイターの報道によれば、公明党の石井啓一政調会長は、前国会で審議入りとなった「IR推進法案」の今臨時国会での成立は「ハードルが高い」との見方を示した。

16日に総会を行った超党派によるIR議連は、日本人のカジノ立ち入りなどに関する修正案を決定、同法案の今国会での成立を目指す考えを改めて確認した。しかし、石井政調会長は「今国会で衆参で成立するのはかなりハードルが高い」と述べ、内閣委員会での審議案件が多いことなどを理由に挙げた。同法案は、先の国会で内閣委員会での審議を開始し、質疑までが終了したところ。今国会では委員会での採決、本会議での討論および採決を行う。その後、法案は参院へと回され、同じ過程を経てはじめて成立となる。今国会の会期末は11月30日だ。

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