全日遊連が重要2案件を審議

2014.09.22 / ホール

9月19日、全日本遊技事業協同組合連合会(阿部恭久理事長/全日遊連)は東京・新橋の第一ホテル東京で全国理事会を開催した。

この日の理事会では、パチンコ・パチスロへの〝のめり込み〟問題が社会的な注目を集めている中、従前から取り組んでいるRSNの活動支援や幼児の車内放置防止運動に加え、広告宣伝時のチラシの一部を使った啓蒙活動を推進していくことを決議。「パチンコ・パチスロは適度に楽しむ遊びです」のキャッチコピーが入った数パターンの統一デザインを用意し、組合員ホールが広告宣伝の際に使用するよう求めていく。

また、のめり込み問題への対応については、遊技産業21世紀会で立ち上げた「遊技産業活性化委員会」の中で専門のワーキンググループを立ち上げ対応していく道筋となっており、今後、業界の総意として各種取り組み立案されていく見通しとなっている。

また、日工組が推進し、継続協議中にある「ECO遊技機」への同意については、9月17日付の日工組からの回答文書の内容を審議。「販売条件面で重視していた点への回答がなかった」(西事務局)ことなどから、今回、同意は難しいとして、認められないと決議した。

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