依存症の問題は風営法をはみ出す企業側にあり

2019.08.03 / コラム

ハンドルネーム「凡人」さんが物申す。

以下本文

パチンコってもともとは恨み恨まれの世界じゃなかったんですよ。庶民の娯楽、なんて言われててね。国民が堂々と楽しむ遊技だった。その時代は少なくともパチンコで身を崩す人なんてほとんどいなかったはず。

それが運営企業側の暴走で法律をはみ出し、パチンコを賭博にしてしまった。

巨大化してしまったホール団体メーカー団体を簡単に解体など出来ないから、その悪しき習慣は今でも続いている。

釘調整だってそう。営業するには必要!なんて勘違いしている方もいるがそうじゃないんだよ。その考えがすでにズレている。最初にも言ったがパチンコは遊技だ。昔のようにその範囲内で細々と営業しているのなら釘調整なんて必要ない。

言ったように企業が儲けるために賭博にした結果、利益調整の手段で釘調整が必要になっただけ。本来の遊技の枠で営業していたのならそんなものは必要ないんです。

先日のパチスロの検定適合率もそう。メーカー企業のわがままでしかない。規則があるのにそこを超えようとする。それが無理だと思ったならその規則を変えようとする。ユーザーの為になんて言っているが100%儲けの為だ。

そういう事をメーカーやホールは正当化する。そして専業は何も知らずに擁護する。もっと勉強しましょうと言いたい。

長くなったが、何を言いたいのかと言うと、そんな業界の実態を知らない人が多すぎるってこと。

極端に言えば、運営企業側が客を違法行為でクスリ漬けにしているようなもの。それが法律の範囲内なら何も言えないが、そうじゃない。

そんな状態で「自己責任だ」「恨むのなら自分」「パチ依存者は障害持ち」「頭の狂ったキチガイ」等の意見がここではまかり通っているのが非常に不愉快だし疑問。

こんな暴力的な言葉が通るなら、この業界は無くなったほうがいいとさえ思ってしまう。

私はパチンコで苦しめられた人間ではないですが、知り合いにはいました。

そういう人間を食い物にし巨大化したこと自体が間違いでありおかしなことなのになぜそういう人間が叩かれるのか。

確かに依存症の人間にも落ち度はある。が、そもそもは健全な営業を続けるためにある規則、風営法をはみ出し続ける企業側にも問題があるということを理解するべき。






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