今後の新台導入などについて解説/JAPaN勉強会

2016.05.13 / ホール

5月12日、一般社団法人日本アミューズメントパチンコ産業ネットワーク(略称・JAPaN)の定例勉強会が、台東区東上野の関東事務局で開催された。

当Webサイトで連載を務めていた高橋正人氏が代表を務めるJAPaN。今回は業界関係者14名が参加し、計3時間半にわたる勉強会となった。

第1部では「入替自粛明けのパチスロ新台導入」をテーマに、ワクワクランドの涌嶋士郎代表が解説した。機械選びのポイントとして、涌嶋氏は「今までは設定1での機械割が基準になっていたが、今後は設定2以上でポテンシャルの高い機械を選ぶことが大事」とアドバイス。さらに8月以降のAT・ART機規制を見据え、「今後は高純増Aタイプが人気となり、中古機の値段も高騰する可能性が高い。『やる気のあるホール』なら、今のうちに導入を検討した方がいい」と、早めの行動を心がけるようアドバイスを送った。

第2部では、株式会社エアルの北浜太一代表取締役が、同社が提供する「個店アプリ」について説明した。「個店アプリ」は、スマートフォン向けアプリホールごとにオーダーメイドするサービス。これにより、ユーザーに有用な情報をピンポイントで提供し、ホールのブランディングに役立てることができる。北浜氏は「個店アプリの利用により、お客さまに『見なくちゃ』という意識が芽生え、結果としてファンを生み出すことができる」と、同サービスの有用性を説明した。


第3部では、高橋氏が今後のホール運営について解説。中でも「ちょいパチ」の導入については、「7月以降はあくまでパチスロ中心で予算を組むべき。(中略)ちょいパチはバラエティーコーナーに4〜6台設置するなど、様子を見ながらの方がいい」と話した。

次回の勉強会は、6月9日(木) 13:30〜の予定。

写真2はワクワクランドの涌嶋士郎代表
写真3は株式会社エアルの北浜太一代表取締役
写真4はちょいパチの導入について解説する高橋正人氏

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