中国の不動産デベロッパーが韓国・平昌のカジノ取得

2014.12.19 / カジノ

12月15日、中国の不動産デベロッパー藍鼎国際発展は韓国の平昌(ピョンチャン)にある外国人専用カジノの株式を取得したと発表し、運営に乗り出すことを明らかにした。

このカジノは「ホリデイインリゾート・アルペンシア平昌」内にある「アルペンシアカジノ」で、16台のカジノテーブルと42台のスロットマシンを備える比較的小規模な施設。韓国北東部の江原道(カンウォンド)に位置する平昌は2018年の冬季五輪の開催が決定しており、スキー場を備える同リゾートは五輪のジャンプやクロスカントリーの競技会場となる。藍鼎国際発展は、今後の観光客増加を見込み「アルペンシアカジノ」のカジノテーブルを70台まで増やす計画だ。

藍鼎国際発展は昨年来、韓国のカジノ事業に積極的に投資を行っており、現在はマレーシアのゲンティンと提携して、済州島での2,000億円規模の統合型リゾートの着工を待つ。また、今年11月には同島のカジノホテル「ハイヤットリージェンシー」内のカジノの運営権も取得し、来年1月のリニューアルオープンを予定する。済州島の済州国際空港と平昌近郊の襄陽国際空港は、韓国政府により中国人がビザ無しで入境できる空港に指定され、中国人観光客がアクセスしやすい条件が整っている。

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