三重県遊協が新たな社会貢献活動をスタート ~青パト寄贈と災害対応・社会貢献型自動販売機を設置

2019.11.22 / 組合・行政

三重県遊技業協同組合(三遊協)では、社会貢献活動における新たな取り組みとして、青色回転灯パトロールカー装着車(青パト)の寄贈と災害対応・社会貢献(寄付金)型自動販売機の設置をスタートさせた。

18日、三重県桑名市の桑名市役所で青パトの寄贈式を開催。権田清理事長はじめとする組合執行部、受贈先からは桑名地区生活安全協会の伊藤徳宇会長(桑名市長)はじめ、桑名警察署の野呂清署長らが出席するなか、権田理事長より伊藤会長にレプリカキーが手渡された。野呂警察署長は同組合に対して謝辞を述べるとともに、住みやすい桑名地区実現の為に官民一体となって取り組んでいきたいとして今後も協力を要請した。桑名市内には現在11台の青パトが活躍しているが、一部の車輌が経年劣化によって乗車が難しくなっていることを三遊協が聞きつけ今回の寄贈に至ったという。

また20日には、組合事務局の駐車場に災害対応・社会貢献(寄付金)型の自動販売機を設置。近年、想定外と言われる大規模災害が全国各地で発生しており、三重県においても昨年は台風等により大規模な停電が発生するなど、災害に対して予測困難な事態となっている。その様な背景を鑑み、同組合では災害発生時に被災住民に飲料が提供できる災害対応型自動販売機の設置を決議。またこの自販機は、飲料の販売を通じて得られた収益を社会貢献活動に転化する仕組みを盛り込んだ点も特徴となっている。

設置に際したセレモニーでは、権田理事長はじめ自販機の提供元である伊藤園の担当者、そして収益金の寄贈先となるフリースクール「三重シューレ」の石山佳秀代表が列席。この3名がアンベールを行い、新たな取り組みのスタートを切った。権田理事長は「災害時等の有事に地域で活用して欲しい。組合や業界の各店舗においてもこの様な自販機の設置が進めば」と期待を寄せた。

式典では合わせて全額給付型奨学金(約670万円)の贈呈式も執り行い、権田理事長が石山代表に目録を手渡した。

[2019年11月22日・情報島]

三重県遊技業協同組合

オリジナルサイトで読む