2025.06.19/組合・行政
パチンコ店は「遊ぶ場所」から「地域を支える場所」へ。全日遊連・千原副理事長、〝フェーズフリー〟を提唱
2026.06.25 / 組合・行政6月24日に開催された「パチンコ・パチスロ産業合同祝賀会」で、全日遊連の千原行喜副理事長は、業界共通パーパス「遊びの力で心を元気に」の新たな実践として、〝フェーズフリー〟の考え方を打ち出した。
フェーズフリーとは、平時と災害時を切り分けず、日常の営業や設備が、そのまま有事の支援につながるという考え方。パチンコホールが持つ広い駐車場や設備、人員などを地域資源として活用し、「地域になくてはならない存在」を目指す。
その実践例となるのが、災害発生から行政支援が本格化するまでの最初の48時間を地域の「共助」で支える「TKB48構想」だ。
TKBは、「T(トイレ)・K(キッチン)・B(ベッド)」の頭文字を取ったもので、ホールの駐車場や施設を活用し、温かい食事や避難・休憩スペースなどを提供することで、避難環境の改善を目指す取り組み。すでに岡山県警との全国初の協力協定をはじめ、全国のホールでも自治体との災害協定が広がりつつある。
千原副理事長は、日頃からの清潔な店舗づくりや接客、設備管理といった営業品質そのものが、有事には地域を支える力になると説明。「この街にパチンコ店があって良かった」と思われる産業を目指す考えを示した。
「遊びの力で心を元気に」という理念を掲げて3年。業界は今、そのパーパスを社会貢献へと発展させる新たなステージに踏み出そうとしている。フェーズフリーの取り組みが全国へどこまで広がるのか、今後の展開が注目される。
LINE





