三浦真理恵「結構地雷度高いです、自称サバサバ女」

2017.10.01 / 連載

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第50回「キャラ作りって必要ないですよ!」

皆様こんにちは! 株式会社kaikaの三浦真理恵です。本日は、こんなお悩みが届いております。

Q、職場の女性の先輩に「自称サバサバ女」がいます。男性上司はその言葉を信じて、「あいつはサバサバしてるから女性スタッフがついてくるだろう」と言って色々と任せていますが、私たちからすればあれは「サバサバ」ではなく「ガサツ」なだけ。女性スタッフは彼女の機嫌をとるのに必死です。なんとかならないでしょうか?(20代女性・一般)

A、その男性上司がこの記事を読んでくれることを期待して、はっきり申し上げましょう。「私こう見えてサバサバしてるんですー☆」は信ぴょう性が薄い! こういう女性ほど粘着質で、承認欲求も人一倍強ことが多いです。

そもそもサバサバ女子が女性リーダーに向いているとは限りません。ゆるふわ女子ながらリーダーシップを発揮する女性も大勢います。

しかし、「サバサバしていないと男性社会でなめられる」という固定観念が生み出した「自称サバサバ女」が一定数存在するのもまた事実。男っぽいふりをして、スキを見せず、弱さや涙も見せない。そうすることでしか居場所を確立できない気がしてしまう。そんな迷いの中で、サバサバキャラを演じている女性も多くいるでしょう。

20代でキャラ確立に迷走し、自身を客観的に見ることができれば、30代で落ち着く場合が多いです。しかし30代を過ぎても自称キャラを貫き通す人は要注意。「男友達といるほうが楽」が口癖のような女性は特に気を付けてください。同性の友達が周りにいない証拠かもしれません。

同性の友達がいないということは、同性に嫌悪されているということです。そんな女性に社内の女性スタッフをまとめられるはずがありません。

本物のサバサバ女は男気があって女性らしい。かっこよくて憧れの存在です。しかし自称サバサバ女は痛々しいだけ。いっそ自分の女々しさを受け入れて、「私、結構粘着質です!」と言えたほうがよっぽどかっこいいと思います。

自称なだけの偽サバサバ女に惑わされないこと。そしてそんな自称サバサバを反面教師にして、自分が地雷にならないように気を付けること。キャラを作りすぎる必要はありません。それぞれが、その人らしく活躍できる社風は、一人一人のちょっとした心がけで創っていけるはずですよ。

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(以下プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに入社。営業・新規事業の立ち上げ・組織改革支援・研修講師を経て2014年5月に独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。内定者・新入社員研修をはじめ、接客研修、チームビルディング研修、モテ上司研修、ビジ女研修、接客手話研修など、幅広い研修を展開。

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