三浦真理恵「感受性が強い女性の涙にはワケがある!」

2016.06.26 / 連載

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第17回「女性に泣かれてしまった場合の対応」

皆様こんにちは! 株式会社kaikaの三浦真理恵です。早速本日も、読者の皆様に「モテ上司」「モテ部下」に近づいていただくべく、お悩みと処方箋をお届けします。

Q、女性部下を叱る時や面談時に泣かれることが多く、その度に困ってしまいます。どのように対応すればいいでしょう?(40代・男性・管理職)

A、昔から「涙は女性の武器」という言葉もあるくらいですから、女性に泣かれると弱ってしまう、という男性は多いですよね。でも決して、うろたえたり、うんざりした顔をしたりしないでください。

まれに、「わざと泣いているんじゃないか」と勘繰る男性もいますが、その考えは今すぐやめてください(笑)。プライベートな場合ならともかく、仕事上で女性が涙する場合、「私はなんでこんなこともできないんだろう」という悔し涙であることが一番多いのです。

決して泣きたくて泣いているわけではない。感受性が強いために、いろいろな感情が一気に押し寄せてきて、涙が溢れてしまっているだけなのです。

そこで上司が慌てたり、うんざりした顔をしたりすると、彼女たちは「職場で泣いてしまうなんて社会人失格だ」「周りに迷惑をかけてしまう。気を使わせてしまう」……と、ますます自己嫌悪に陥り、余計涙が止まらなくなる、という状況になってしまいます。

ですからまずは、「動じない」ということが最も重要です。顔色を変えず、優しい表情で、ティッシュを渡して落ち着くのを待つ。そして、相手の涙が落ち着いたら、話の続きを始めて大丈夫です。

ただし、やはりビジネスの場で涙を見せるのは原則としてタブーです。

毎回のように泣く女性部下や、泣いたらなんとかなると思っている数少ない女性部下には「毎回そうやって泣いてしまうと、周りが気を使って君に注意できなくなることもある」「注意されなくなることが本人にとってマイナスになる」ということをきちんと伝えてあげてくださいね。

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(以下プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに新卒入社。営業職を経て、新規事業の立ち上げ、 組織改革支援、研修講師として活躍。2014年5月に退社しその後独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。女性活躍推進研修のほか、仕事力向上研修や接客研修、チームビルディング研修など内定者から役職者まで幅広い研修を展開。

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