三浦真理恵「恋愛感情に蓋をすることはできません、ただし……」

2016.11.14 / 連載

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第27回「君に届けたい、役職者の真剣な気持ち」


皆様こんにちは! 株式会社kaikaの三浦真理恵です。本日は、20代男性役職者からのお悩みに処方箋をお届けします。

Q、自店のアルバイトスタッフのことを好きになってしまいました。役職者の自分が彼女に告白して良いのかどうか悩んでいます。昔は、社員や店長がアルバイトの女性と付き合って結婚、というのが多かったそうですが、最近自社内でそんな話を聞くことはありません。とは言え不規則な仕事なので他に出会いもなく…。諦めるべきでしょうか?(20代・男性・管理職)

A、社内の異性に好意を抱くことは、決して悪いことではありません。そして珍しいことでもありません。

アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが提唱している「単純接触効果」というものがあります。コミュニケーションの頻度が多ければ多いほど、相手に好意を抱きやすくなる、というものです。

また、国立社会保障・人口問題研究所の第14回夫婦調査(2010年)によると、結婚した夫婦の29.3%が職場や仕事での付き合いがきっかけ、というアンケート結果が出ています。

そしてパチンコ業界内では、結婚する人の約95%が社内恋愛という会社も存在しています。お互いに相手の仕事の事情がわかっているので、深夜の入れ替え作業などで帰りが遅くなり疑われやすい業界人にとって、理解が得やすく、不満も少なくなるのではないでしょうか。女性スタッフにとっても、仕事がデキる・頼りになる男性役職者が魅力的に映るのは言うまでもありません。

質問者様の恋が本気なら、そして社内恋愛禁止の会社ではないなら、諦める必要はないと思います。ただし、職場内では絶対に私情を挟まないこと。これが社内恋愛の一番の鉄則です。また、軽い気持ちで社内恋愛に手を出すとさまざまな問題が生じてきます。セクハラ・パワハラだと捉えられる可能性もあります。告白が上手くいかなかった場合や、付き合っても別れてしまった場合の気まずさもあります。

告白をするのは、相手にも恋愛感情があるとわかってからの方が良いかもしれません。覚悟を持って、慎重にアプローチしてみてくださいね♡

女性社員に対するお悩み募集中!処方箋が欲しい方はこちらまで♡info@kaika-bp.com

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


(以下プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに新卒入社。営業職を経て、新規事業の立ち上げ、 組織改革支援、研修講師として活躍。2014年5月に退社しその後独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。女性活躍推進研修のほか、仕事力向上研修や接客研修、チームビルディング研修など内定者から役職者まで幅広い研修を展開。

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋, 女性, 株式会社kaika