三浦真理恵「将来に不安を感じる女性が進むべき道」

2016.08.21 / 連載

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第21回「ロールモデルがいなければ自分がなればいい!」

皆様こんにちは! 株式会社kaikaの三浦真理恵です。

早速本日も、読者の皆様に「モテ上司」「モテ部下」に近づいていただくべく、お悩みと処方箋をお届けします。今回も、女性社員の方からのお悩みです。

Q、今の仕事をこの先ずっと続けていけるか不安です。40代・50代になってホールに出るのはキツイし……。かと言って他にやりたいことも思い浮かびません。今の会社は好きですが、社内にロールモデルになるような女性社員もいないので、先のことを考えるとモヤモヤしてしまいます。(30代・女性・一般)

A、社内にロールモデルがいなければ、社外に目を向けてみましょう。「転職」という意味ではなく、「他社で働いている女性社員を参考にして、自分が自社のロールモデルになる」という道は考えられませんか?

もちろん、最初の道を切り開くのは大変です。想像以上にいろいろなことが待ち受けています。しかし、そこには多くの可能性が秘められています。

今、質問者様がモヤモヤしている、ということは、同僚や後輩の女性社員たちも同じように不安や悩みを抱えているかもしれません。

ホールを走り回る以外にどんな働き方ができるのか、自分はどう貢献できるのか、一度仲間と話してみてはいかがでしょうか? きっと、自分ひとりで想像しているよりも、多くの案が出てくるはずです。そしてその案を元に、上司や人事部に相談してみると良いと思います。

ただしその際に、性別を言い訳にしたり、権利ばかりを主張しないように気を付けてください。

モテ上司の皆様は、女性部下がこのような悩みや不安を吐露してきたら、きちんと最後まで話を聞いてあげてください。そして、自社の未来にどんな可能性があるのか、女性が年を重ねても働いていくためにどうすれば良いのか、一緒に考えてみてください。「ダメ出し」や「話半分でアドバイスをする」のではなく、「頑張り方を一緒に考える」を意識してくださいね♡

女性社員に対するお悩み募集中!処方箋が欲しい方はこちらまで♡info@kaika-bp.com

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(以下プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに新卒入社。営業職を経て、新規事業の立ち上げ、 組織改革支援、研修講師として活躍。2014年5月に退社しその後独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。女性活躍推進研修のほか、仕事力向上研修や接客研修、チームビルディング研修など内定者から役職者まで幅広い研修を展開。

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