研修のための店休日、必要だと思いますか?

2019.02.18 / 連載

【隔週火曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第86回「店休日がないお店は研修をどうするか?」

皆様こんにちは!株式会社kaikaの三浦真理恵です。本日はこんなお悩みが届いています。

Q、店舗の全員を集めて研修を実施したいのですが、自店には店休日がありません。皆さんどうしているのでしょうか?(男性・30代・管理職)

A、店休日が無いホール様あるあるのお悩みですね。選択肢としては3つです。
①    店休日をつくる
②    2グループに分かれて実施する
③    閉店後に実施する


まず、①店休日をつくる。
最近いろいろな業種でよく見かけるようになりましたよね。「〇月〇日は研修のため店休日とさせていただきます」や「社員研修のため臨時休業とさせていただきます」という張り紙やお知らせ。

私はこれ、とても良いと思います。そのお店や会社への信頼感が増すし、印象もより良くなる。業界内でも全社総会のために全店定休日をつくったり、店舗ごとの研修のために定期的に定休日をつくっている企業様もあります。ただ、ホール様の場合は他業種よりも一日の売上額が違うため、そこを懸念している企業様も多い印象です。お客様に対しても、社員やスタッフの皆様に対しても、その一日に意味を持たせられるのであれば踏み切る価値は大いにあります。

②2グループに分かれて実施する。
これが一番多いかもしれません。早番は勤務後の時間帯に、遅番は勤務前の時間帯に、それぞれ同じ研修を実施するというもの。結果的に勤務時間が長くなってしまいますので、少々体力勝負になってしまう場合もあり、「全員一緒に受講」ではなくなってしまいますが、一番スムーズに実施できる方法だと思います。

③閉店後に実施する。
閉店作業後の深夜に全員を集めて研修を実施するという企業様、稀にあります。ただ、ここも体力勝負ですよね。早番の方は仮眠できますが、遅番の方はそのままぶっ通しですので、研修中に眠くなってしまったり、集中力が持続しないなどの懸念点はあります。

以上、他企業様の事例を3案挙げさせていただきましたが、いかがでしょうか。今までにない取り組みを行うには勇気が必要です。根気も必要かもしれません。しかし、「何のために」「なぜ」店舗全員で研修を受講したいのか。ここをしっかりと伝え続けることを忘れずに、実現に向けて動いてみてくださいね。


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(著者プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
https://kaika-bp.jp/

2009年株式会社パック・エックスに入社。営業・新規事業の立ち上げ・組織改革支援・研修講師を経て2014年5月に独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。内定者・新入社員研修をはじめ、接客研修、チームビルディング研修、モテ上司研修、ビジ女研修、接客手話研修など、幅広い研修を展開。

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