三浦真理恵「体調管理だけではどうにもならない日がある」

2018.06.11 / 連載

【隔週火曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋 ※第66回から更新日が変わりました
第68回「辛い生理痛を女性自身はどう乗り越えているか」

皆様こんにちは! 株式会社kaikaの三浦真理恵です。本日は、男性の皆様に知っていてほしいアンケート調査結果を引用します。

【調査概要】
生理用品ブランド「elis」による「女性の働き方」に関するアンケート
・調査期間:2017年5月26日~27日
・調査対象:20~34歳の有職女性(パート、アルバイトを除く)
・調査人数:414人

【「女性として働くこと」について大変だと感じることはありますか?】
・よくある(35.3%)
・時々ある(49.0%)
・感じることはない(15.7%)

84.3%の女性が、女性として働くことは大変だと感じることがある、と回答しています。
では、どんなことが大変なのでしょうか。

【女性として働くときに、どんなことが大変だと感じますか?】
1位:育児と仕事の両立(56.7%)
2位:生理があること(53.3.%)
3位:結婚と仕事の両立(49.3%)
4位:お化粧など身だしなみに時間がかかる(39.5%)
5位:体力がないこと(35.8%)
6位:出産でキャリアを中断される(35.2%)

2位は男性上司に言いづらい生理のこと。半数以上の女性が、生理があることを大変だと感じているようです。

【あなたの生理の日の働き方について、最も近いものは?】
・少し無理をしてでも、通常通り仕事をしている(49.0%)
・かなり無理をしてでも、通常通り仕事をしている(18.4%)
・自分なりの対処法があり、通常通り仕事をしている(24.9%)
・少し遅めに出勤する・早めに帰るなど、無理のない範囲で仕事をしている(3.9%)
・無理せず休む(1.7%)

67.4%の女性が無理をしながら通常通り働いていることがわかります。そして「生理痛がある日の理想的な働き方」の項目では、「自分なりの対処法をみつけ、通常通り仕事をしたい」が最多で49.0%。「少し遅めに出勤する・早めに帰るなど、無理のない範囲で仕事をしたい」は17.4%、「少し無理をしてでも、通常通り仕事をしたい」が15.5%。「無理せず休みたい」は13.8%と少なく、ほとんどの女性が仕事はおろそかにしたくない、と考えているようです。

この結果を見て、具体的に特別何かをしてほしい、というわけではありません。ただ、知っていてほしいのです。毎月、自身の体調管理だけではどうしようもないしんどい日があるということ。そして、そのしんどさを周囲に感じさせまいと頑張っている女性達がいることを、知っておいてください。

もちろん、生理休暇を取りやすくしたり、生理休暇を有給と定めている企業様もあります。生理痛の重さは人それぞれ。周期が安定していれば事前に休みを調整したり、どうしても動けない日は休暇を取る等、身体に負荷がかかり過ぎないように気を付けてくださいね。

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(著者プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに入社。営業・新規事業の立ち上げ・組織改革支援・研修講師を経て2014年5月に独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。内定者・新入社員研修をはじめ、接客研修、チームビルディング研修、モテ上司研修、ビジ女研修、接客手話研修など、幅広い研修を展開。

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