三浦真理恵「なんか怖いです、部下を尻込みさせているその真顔」

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第49回「上司に必要な、部下から話しかけられやすくなる意識改革」

皆様こんにちは！株式会社kaikaの三浦真理恵です。本日は、こんなお悩みが届いております。

Q、上司がいつも不機嫌そうな顔をしています。仕事中だけでなく、職場の飲み会でも基本無表情で口数も少ないので、話しかけづらいし、周りの空気も重くなるし、みんな気を遣いまくっています。そんな上司に物申してください！（20代・女性・一般）

A、 そんな上司がいたら職場の雰囲気もギスギスしてしまいますよね。でも、もしかしたらその男性上司は、不機嫌な顔をしている自覚がないかもしれません。

これは男女問わずお伝えしたいことですが、一度真顔の時のふとした表情を鏡で確認してみてください。もしくは仕事中の真面目な顔や気を抜いている時の顔、誰かに写真に撮ってもらってください。……どうですか、結構怖い顔していませんか？　それが、普段周りの人が見ている自分の顔です。そう考えると少しゾッとする方もいるかもしれませんね。

そんな怖い表情でいたら周りは委縮してしまいます。例えば「報連相が遅い！特に悪い報告ほど早くしてほしい！」と言いつつ、いつも仏頂面をしていたのでは、部下は怖くて中々報告ができません。悪い報告を大きなトラブルに発展させないのが上司の仕事。そのためには、いつも穏やかな表情でいることがとっても重要です。

もし、「そんな急にニコニコできないよ！」という上司側の方は、せめて「顔が怖くても不機嫌じゃないよ！怒ってないよ！」というアピールをしてください。直接言うも良し、デスクにPOPを置くも良し、笑顔トレーニングとして常に割りばしを咥えておくも良し……。「どんな風にしたら周りが話しかけやすいかな？」と意識してみてください。

以前グリコさんのCMで「子どもは１日400回笑う、大人になると15回に減る」というコピーがありました。接客をしていても、普段意識して笑顔を見せていても、子どもの400回には到底及ばないでしょう。それでも、笑顔が多い自分が良いし、笑顔が多い職場が良いですよね。

 「幸せだから笑うのではなく 笑うから幸せになれる」。笑顔は伝染します。一人ひとりが自分から。笑顔あふれる良い雰囲気の職場をつくっていきましょう。

 

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（以下プロフィール）
株式会社kaika　代表取締役　三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに入社。営業・新規事業の立ち上げ・組織改革支援・研修講師を経て2014年5月に独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。内定者・新入社員研修をはじめ、接客研修、チームビルディング研修、モテ上司研修、ビジ女研修、接客手話研修など、幅広い研修を展開。