三浦真理恵「くどい、すぐ否定、武勇伝……、あぁ〜もう!」

2017.10.30 / 連載

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第52回「めんどくさいオジサンにならないために」

皆様こんにちは! 株式会社kaikaの三浦真理恵です。本日は、こんなお悩みが届いております。

Q、年々若手社員が増え、社内で自分が「めんどくさいオジサン」と思われていないか心配です。気を付けるべきことを教えてください。(40代男性・管理職)

A、素敵な姿勢! ありがとうございます。このような質問をくださる時点で、めんどくさいオジサンの可能性は低いです。……が、自己採点のためにも世の男性管理職の皆様のためにも、めんどくさいオジサンの特徴BEST3を明記したいと思います。

①話が長い
1聞いただけで10返ってくるような人は、「くどいなー」と思われていることが多いです。これでは会話のキャッチボールになりません。一方通行の話では良いコミュニケーションになりませんので、勘違いしないようにしてください。

質問に対する答え方も同様です。要点だけが聞きたかったのに全部を長々と説明されると、聞いている方も疲れてしまいます。「説明が丁寧」であることと「くどい」は別物です。聞かれたことに答えた上で「どこか他に分からないところある?」と聞くのがおすすめ。

また、話が長い人の特徴として「一文が長い」という理由もあります。できるだけ句読点を多くして、一文一文を短くすることを心がけましょう。

②アドバイス風に反論
別に相談しているわけでもないのに、アドバイスしている風にこちらの考えに反論してくる人は正直イラっとします。善意なのかもしれませんが、不思議とこういう人の口調は強く、相手に抵抗感を感じさせてしまいます。中には、存在価値を否定されたと受け取られることもあります。議論のような会話を頻発させないように注意してください。

③口を開けば武勇伝
毎度おなじみ自慢話や武勇伝。「俺たちが若い頃はな……」から始まり、延々と過去の自慢話を聞かされるのはうんざりします。過去の栄光を知ってほしい気持ちも分かりますが、未来の話をイキイキ語る男性の方が何倍も魅力的ですよ。

いかがでしょうか? 上記を読んで少しでも「イラ」っとしてしまった人は要注意です。普段無意識にこのような言動をとっている可能性があります。部下に疎ましがられていいことはありません。本音で話せる近しい人に、普段の自分の会話の特徴を聞いてみるのも良いかもしれませんよ。


お悩み募集中!処方箋が欲しい方はこちらまで♡info@kaika-bp.com

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(以下プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに入社。営業・新規事業の立ち上げ・組織改革支援・研修講師を経て2014年5月に独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。内定者・新入社員研修をはじめ、接客研修、チームビルディング研修、モテ上司研修、ビジ女研修、接客手話研修など、幅広い研修を展開。

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋, 株式会社kaika