三浦真理恵「お客さまからのセクハラにどう対応する?」

2016.05.30 / 連載

【隔週月曜更新】三浦真理恵のモテる処方箋
第15回 「女性は我慢しています!男性スタッフの方、出番ですよ!」

皆様こんにちは! 株式会社kaikaの三浦真理恵です。早速本日も、読者の皆様に「モテ上司」「モテ部下」に近づいていただくべく、お悩みと処方箋をお届けします。

Q、お客様からのセクハラが多くて困っています。肩を揉まれたり、身体を触られたり、待ち伏せをされるスタッフもいます。役職者に相談しても、「気のせいじゃない?」「それくらいのことをいちいち気にするな」と言われてしまい、このままだと女性スタッフがどんどん辞めてしまいそうです。(30代・女性・一般社員)

A、自力(もしくは女性)での対応には限度があります。早急に、本部か他店の役職者に相談をしてください。会社側はきちんと女性スタッフを守る姿勢を見せてくれるはずです。

お客様からのセクハラはいまだに多い問題です。多くの企業の女性スタッフが、下記のようなことを経験しています。
・巡回中ずっと見られたり、付きまとわれる。
・肩や腰、二の腕、足、お尻を触られる。
・スカートの中を覗かれたり、スカートをめくられる。
・下ネタを言われる。
・しつこく連絡先を聞かれる。
・抱きつかれる。
・シフト終わりを待ち伏せされる。

このような言動は、いくらお客様だからと言って許される行為ではありません。「常連様だから何も言えない…」「何か言って逆上されたらどうしよう…」そんな風に女性たちは、我慢していることが多いのです。そして、ストレスから体調を崩したり、逆に慣れてしまったりするのです。

現場の男性の皆様。そのようなお客様に気づいたら、すぐに対処してください。このような相談があったら、すぐに対応してください。周りのお客様も見ています。「あ、この店はあれくらいしても大丈夫なんだな」と思われてしまい、お店の質や評判が下がってしまう可能性も十分にあり得ます。

男性スタッフがコースを変わる。役職者がお客様に注意をする。悪質な場合は出禁にする。監視カメラで証拠があるにも関わらず認めずに逆ギレしてきた場合は警察を呼ぶ。等のような対応で、大切な仲間をきちんと守ってください。

もちろん女性だけでなく、女性のお客様にしつこくされている男性スタッフのことも、守ってあげてくださいね。

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(以下プロフィール)
株式会社kaika 代表取締役 三浦真理恵
http://www.kaika-bp.com/

2009年株式会社パック・エックスに新卒入社。営業職を経て、新規事業の立ち上げ、組織改革支援、研修講師として活躍。2014年5月に退社しその後独立。「ひとりひとりが輝く組織づくり」をモットーに、パチンコ店・飲食店・広告代理店・ITコンサルティング会社等での研修を行っている。女性活躍推進研修のほか、仕事力向上研修や接客研修、チームビルディング研修など内定者から役職者まで幅広い研修を展開。

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