三木流、忍魂3~暁ノ章~の評価は?

2017.04.14 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは! 148回目になりました。今回は、大都技研製「忍魂3~暁ノ章~」(納品5/7~)の評価です。「押忍!番長3」からわずか1カ月後に新台の忍魂3が登場。初代は高稼働、前作は並の脇役機でしたがシリーズ3作目はどうなのか、試打してきました。

<ボーナス>
■BIG:203枚
■REG:56枚

<確率&出玉率>
■ボーナス確率
設定①:1/224
設定②:1/222
設定③:1/219
設定④:1/216
設定⑤:1/214
設定⑥:1/208

■ART初当たり確率
設定①:1/713
設定②:1/626
設定③:1/638
設定④:1/561
設定⑤:1/574
設定⑥:1/490

■ボーナス+ART合算
設定①:1/170
設定②:1/164
設定③:1/163
設定④:1/156
設定⑤:1/156
設定⑥:1/146

■出玉率
設定①:98.1%
設定②:98.9%
設定③:100.9%
設定④:104.9%
設定⑤:107.7%
設定⑥:110.6%

<通常時>
ベース:33G/50枚
コイン単価:3.1円
天井:968G

■潜入任務
ART前兆ステージ

<ART>
純増1.1枚/G
G数上乗せ×セット上乗せタイプ

■月光ノ刻(通常ART)
1セット50G

■赤月
G数上乗せ高確率状態
チャンス役は100%上乗せ

■暁BONUS
赤月状態でのBIGボーナス。
平均上乗せ180G
赤月状態のREGでは毎Gフリーズが1/12と高確率に。


<感想>
筐体は、シンプルな上部液晶タイプで役物などは特に搭載されていません。液晶演出はいつもの大都らしい出来で前作とほぼ同等といった印象。

スペックは純増1.1枚のA+ART。純増枚数は少なく、ボーナスを引けないとARTだけでは増えないスペックです。ARTの平均獲得枚数が750枚、平均375G継続と非常にロング継続に期待できる仕様。その分、ART初当たり確率は重く、公開されていませんが、合算から逆算すると1/713(設定①)となります。

液晶演出やCZはシンプルなので、ART初当たりまで耐えるゲーム性といった感じです。

ART中も非常にシンプルでレア役を引いてのG数直乗せがメイン。上乗せ時の演出もあっさりしていて、よく言えば初代を継承しています。今の台に慣れたお客さまから見れば、物足りなく映るでしょうか。

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三木貴鎬(みき・たかし)

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナーや講演会を行う。

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー, 大都技研, 忍魂3~暁ノ章~, 押忍!番長3