三木流、シンフォギアの評価は?

2016.07.15 / 連載

【土曜】三木貴鎬のパチスロ機械選定セミナー

皆さんこんにちは! 109回目になりました。今回はSANKYO製「戦姫絶唱 シンフォギア」(納品8/21~)の評価です。バラエティー向けのアニメコンテンツの新台をコンスタントに販売するSANKYO。本機も導入する価値があるのか試打してきました。

<ボーナス>
■同色BIG…290枚
■異色BIG…180枚

<確率&出玉率>
■ボーナス合算
設定①:1/489
設定②:1/471
設定③:1/458
設定④:1/428
設定⑤:1/409
設定⑥:1/399

■ART初当り
設定①:1/337
設定②:1/327
設定③:1/309
設定④:1/288
設定⑤:1/268
設定⑥:1/256

■チャンスゾーン
設定①:1/133
設定②:1/128
設定③:1/120
設定④:1/112
設定⑤:1/103
設定⑥:1/98

■出玉率
設定①:97.4%
設定②:99.1%
設定③:100.9%
設定④:103.6%
設定⑤:106.3%
設定⑥:110.1%

<通常時>
ベース:34G/50枚
天井:ボーナス・ART間1000G

■ソングバトル(CZ)
10G+α継続
期待度40%

■ライブチャレンジ(上位CZ)
15G+α継続
期待度90%
ギア・バースト平均ストック3個

<ART>
純増1.5枚/G

■ギア・バースト(上乗せ特化ゾーン)
継続率:66%~92%
初期G数を決定する際にも突入(最低30G保障)

■シンフォギアRUSH(通常ART)
小役で撃破ポイントを貯める
規定撃破ポイント到達でギア・バースト獲得

<感想>
筐体はトータルイクリプスと同様の全面液晶ドーナツビジョンタイプで、見栄えがする筐体です。液晶演出は可もなく不可もなく、いつものSANKYOのイメージ通りです。

スペックはA+ART。ボーナス確率が少し重く、ART突入率は逆に軽く設計されています。ARTの初期G数は平均60G、初回セット時は上乗せ特化ゾーンに突入しやすい仕様になっていて、ARTの駆け抜けが起こりにくいよう工夫されています。ART突入のメインルートは通常時のCZから。CZの期待値は40%と高く、ARTの入り易さを体感できます。

ART中は小役によってポイントが加算され、規定ポイントに達すると特化ゾーンに突入します。規定ポイント自体がテーブルによって管理されており、111ポイント~999ポイントに振り分けられ、北斗転生のあべしポイントのようなゲーム性になっています。

大きなポイントを獲得すると、規定ポイントに達した後、残りポイントもあるので特化ゾーンの連チャンにも期待できます。仕組みはシンプルですが、このポイントシステムによってART中の楽しさが格段に上がっています。

ゲームシステムは、インフィニットストラタス、トータルイクリプスより確実に評価は上。さらにキャラクター面でもその2機種よりも格段に上のように感じます。

SANKYOのA+ART機はバラエティー向けの新台としては、寿命、粗利、転売価格ともに実績が高く、本機もバラエティーでの貢献度は高いと予測されます。4~5台並べて設置する場合は、萌え系の台を強化しているお店の方が良いでしょう。

バラエティーにはぜひ導入したい新台ですが、地域によっては販売方法をご確認ください。中古価格の値崩れは考えにくいので、転売も視野に2台の購入もオススメできますね。

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三木貴鎬

1972年生まれ。中央大学商学部卒。神奈川県をはじめ、東京都や千葉県などのスロ専で勤務。グループの複数店舗を指揮する統括部長などを歴任し、2007年に独 立。経験を生かしてコンサルタントに転身。2010年に都内にモデル店舗としてスロ専をオープン。現在もパチスロを中心に精力的にセミナー や講演会を行う。

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