2023.04.14/その他情報
マカオ返還後初GDPマイナス
2015.03.18 / カジノ3月13日、マカオ政府統計局が発表したデータによると、2014年第4四半期のマカオのGDP(国内総生産)が前年比17.2%減少し、年間を通じても0.4%減となった。マカオのGDPがマイナスに転じたのは、1999年の中国返還以降初めて。
マカオのGDPは、カジノの好調が続いた上半期に10.5%増の2桁成長だったが、下半期に入るとカジノ収入の落ち込みが影響し10.2%減に後退。また、昨年第4四半期のサービス関連部門は26%減と大きく落ち込み、なかでもカジノサービス部門は28.9%下落した。昨年、マカオへの渡航者数は増加したが一人あたりの消費額が減少し、宿泊や飲食、ショッピングなどの観光サービス部門全体でも15.7%減だった。
※画像はマカオ観光のシンボル「マカオタワー」