マカオ行政長官選挙で崔世安候補が再選

2014.09.01 / カジノ

8月31日、マカオ特別行政区の首長である行政長官を決める選挙が行われ、現職の崔世安(チュイ・サイオン)が圧倒的多数で第4代行政長官に選出された。行政長官の任期は5年で、崔氏は2019年12月まで続投が決まった。

マカオの行政長官選は間接選挙で、投票権を持つ400名の選挙委員により選出される。選挙委員の大多数は、財界関係者や親中派の人物によって占められており、カジノ産業の要人も多く含まれている。崔氏は今回の選挙において唯一の候補者で事実上の信任投票。選挙委員の投票で約96%の得票を得た。

なお、現地では普通選挙の実施を訴える民主派団体の活動が活発になっており、投票当日も、民主派メンバーの一部が投票の行われたマカオドーム周辺でデモを行った。

※画像は「サンズ・マカオ」の記念式典に出席した崔世安(中央)

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