マカオ最大手SJM 純利半減/2015年上半期

2015.08.14 / カジノ

8月12日、マカオで20軒のカジノを運営する最大手SJMホールディングスは最新の業績発表を行い、今年上半期(1~6月)の純利益が17.9億香港ドル(約287億円)だったことを明らかにした。前年同期の利益は39億香港ドルだったことから、一年間で半減越えの△54.1%を記録した。

今年1~6月のSJMのカジノ売上は、263.2億香港ドル。昨年の441.1億香港ドルから40.3%減少した。また、同社の旗艦カジノホテル「グランド・リスボア」の上半期のカジノ売上は43.5%減、ホテル稼働率も15.2%減少した。同社CEOの蘇樹輝(アンブローズ・ソー)はこの結果を受け、「今後も顧客サービスの充実とコスト管理を可能な限り進める」とし、「マカオの未来については引き続き楽観視している」と述べた。また、同社がコタイ地区で開発を進める統合型リゾート「リズボアパレス」については、「基礎工事が順調に進んでおり2017年の開業が可能」との見解を示した。

※画像はSJM運営の旗艦カジノホテル「グランド・リスボア」

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