マカオゲーミングショー2015の日系企業を紹介

2015.11.18 / カジノ

11月17日、総合ゲーミングエキジビションの「Macau Gaming Show 2015」がヴェネチアンマカオ併設のコンベンション内のコタイエキスポホールで開催した。

2013年にスタートしたこの国際見本市は、今年で3回目。初回は8000人、第二回目は1万2000人が参加した。88社の出展があり、そのうち8社は日系企業であった。各社の簡易な紹介をしていく。

・Sega Sammy Creation Inc
2013年6月に設立したセガサミーグループのカジノセクション。機器メーカーとして開発、製造、販売などを行っている。所在地は池袋サンシャイン内。

・Aruze Gaming Macau Ltd
マカオでは20%近くのシェアを獲得するマシンメーカー。フィリピン、韓国、ベトナム、カンボジアなどにも手を伸ばしており、アジア市場では確固たる地位を築いている。

・KONAMI
1996年からスタートしたコナミホールディングスのゲーミング&システム事業。アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、南アフリカで392のゲーミングライセンスを取得している。

・Angel Playing Cards Macau Ltd
1956年に設立したトランプ、パズル、百人一首、かるたなどのカードゲームを国内外に製造・販売する企業。原料調達から製造まで全て日本国内で行い、日本の技術力を全世界に発進している。

・JCM Global
日本金銭機械株式会社。JCMとは(Japan Cash Machine)の略。1992年にIGT社と共同開発した紙幣識別機ユニットがアメリカのカジノ市場に搭載された。

・Matsui Asia Ltd
1980年に設立したカジノゲーム用品全般、各種プレイングカード、トレーディングカード、ボードゲーム等の企画・製造・販売・輸出入及びその付帯業務を主な事業とする企業。

・JFE Engineering Corporation
1912年、鉄鋼業・造船業から始まり、その技術を融合・進化させ、エネルギー・環境分野や都市インフラ分野、産業機械分野などにおいて、人々の生活と産業を支えるエンジニアリング事業を展開。シンガポールにあるマリーナベイサンズの屋上プール「スカイパーク」の設計、製作および架設施工の一式を受注したことでも有名だ。

・LORENTZ Corporation Japan
1986年に愛好電機株式会社として設立。CO2排出量や消費電力の削減を実現するシステムを提供しており、国内ではJR、日本道路公団、自衛隊などと契約を結んでいる。


なお、ブース出展の費用はゲーミング業者か否かで価格が変わり、ゲーミング業者なら1平米あたり2300HKD(約3.7万円)。非ゲーミング業者なら1平米あたり1200HKD(約1.9万円)となる(いずれも内装なしの場合)。3メートル四方の9平米の場合は、ゲーミング業者なら40000HKD(約63万7000円)。非ゲーミング業者なら15000HKD(約23万9000円)の費用がかかる。

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