マカオカジノ6社がフロアでの全面禁煙へ?

2014.04.22 / カジノ

 マカオの現地新聞によると、2013年12月にマカオのカジノ運営会社6社が連名でマカオ政府に「カジノのメーンフロアを全面禁煙とし、カジノ設備のない喫煙室を設置する」という提案をしたという。

 2012年から、マカオカジノのメインフロアは約半分を禁煙エリアとする分煙が実施されていたが、空気の質が衛生局が定める基準に達していない施設が多く、2013年の検査では44軒のカジノのうち28軒が不合格となっていた。上述の提案で、再検査で「環境が劣悪」とされた14軒のカジノから順次全面禁煙と喫煙室の設置を進めて行く。

 マカオ衛生局の局長は、「メインフロアを禁煙とし、喫煙室を設置すれば店内の従業員と非喫煙者への2次喫煙被害を大幅に減らせる」とのコメントしている。