マカオで賭博関連の犯罪急増/2015年上半期

2015.08.25 / カジノ

8月21日、マカオ政府保安司の発表によると、今年1月から6月までの期間に賭博に絡んだ犯罪が急増したことが明らかになった。

今年6月末日までにマカオで発生した賭博関連犯罪は679件に上り、前年同期にくらべ34.5%増加した。なかでも高利貸しによる監禁事件は170件に上り、112.5%増加。これにともなう傷害事件も410件発生した。違法な高利貸しは39.1%増の153件だった。これらの事件のうち、高利貸しに関連した事件の92%、監禁事件の77%はカジノ内で発生したという。なお、今年上半期にマカオで発生した犯罪全般の総数は減少しており、前年比0.9%減の7,025件だった。

カジノ, マカオ