マカオで秋の大型連休にスト決行か

2014.09.17 / カジノ

10月1日から始まる中国の秋の大型連休中に、マカオのカジノ最大手・SJMのカジノディーラーなどがストを決行する準備があると、現地メディア「マカオビジネスデイリー」などが報じている。

カジノディーラーなどで構成される活動組織「博彩最前線(FMG)」は、9月13日に今年8回目となるデモ活動を「グランドリスボア」で行った。FMGは、SJM、政府との三者会談を申し入れており、昇進システムの明確化やその他待遇改善を直接訴える考え。これが実現されなければ、マカオのカジノが繁忙期を迎える大型連休中のストを強行することを示唆している。FMGは、8月25日にもマカオのカジノ企業6社を相手取ったデモを決行。その際も、8月末にカジノディーラーのストライキを行うことを発表していた。しかし、この直前にSJMがボーナス支給などの譲歩案を提示したため大規模なストには至らなかった。

※画像は8月25日に発生したカジノ従業員によるデモの様子。

FMG, SJM, カジノ, グランドリスボア, スト, デモ, マカオ, 博彩最前線