ベトナム自国民のカジノOKへ

2014.08.15 / カジノ

8月12日、ベトナムの現地紙「タンニエン」によると、ベトナム財務省が自国民のカジノ立ち入りを許可する法案の準備を完了したことが分かった。

これまで同国のカジノへの立ち入りは海外パスポートの保持者のみに許可されていたが、同法案の承認後は経歴や収入など一定の基準を満たした21歳以上のベトナム人もカジノに立ち入りが可能となる。しかし、グエン・タン・ズン首相による法案の承認までにはまだしばらく時間がかかるとみられ、また、国内のどのカジノを国民に開放するかを選択する作業も必要となる。

一方で、ベトナム国内では自国民へのカジノ開放に対する反対意見も根強く残る。計画・投資省の元副大臣グエン・マイは「ベトナムはすでに多くの社会悪を抱えている。我々は全力でこの計画を回避すべきだ」と述べている。なお、現在ベトナムでは、50軒弱のマシンカジノとライブテーブルを備えたカジノ7軒が営業を行っている。

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