フィリピン版パチンコ1号店/12月中旬OPEN

2015.12.01 / ホール

11月25日、アジア・アミューズメント開発株式会社は記者会見を開き、来月中旬にフィリピンで日本のパチンコホールのオペレーションを踏襲したホールをオープンさせることを発表した。

場所は首都マニラから車で2時間程度のタルラック市。ホールには142台の遊技機を設置し、日本のパチンコホールと同様のオペレーションで営業するという。設置される遊技機はパチンコ、パチスロ、ビンゴの3つの中から選択して遊ぶことができる複合型で、専用ICカードを挿入して遊技する。

この背景について都内ホール店長は言う。

「日本のパチンコホールは95年頃に頭打ちで、その後20年は右肩下がりです。しかも、警察当局が一挙手一投足まで管理しており、新規参入しにくく、将来の展望があまり明るくない。正直うまみの少ない業界になっています。そこで、パチンコを海外に輸出して、ウケるか実験したいという気持ちは非常によく分かります。中国やインドなど人口10億人を超える国に進出できるなら、大きなチャンスになると思いますから」

しかし、輸出入の障壁は大きく、アジア・アミューズメント開発株式会社がフィリピンでこのホールをオープンさせるまでには約2年かかったという。パチンコ海外進出の試金石として注目が集まっている。

※写真はイメージ

アジア・アミューズメント開発株式会社, フィリピン版パチンコ, マニラ