10月16日、フィールズはパチンコ新機種「CRヱヴァンゲリヲン9」(製造ビスティ)の発表展示会をグランドプリンスホテル新高輪・飛天で開催した。本機は初代「CR新世紀エヴァンゲリオン」から数えてシリーズ9作目。今年は10周年目にあたる。
「新劇場版ヱヴァンゲリヲン」は1995年にテレビ東京系列で放送された「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版。ストーリーは少年少女たちが人型決戦兵器エヴァンゲリオンに搭乗し、第3新東京市に襲来する正体不明の敵「使徒」(しと)と戦うものだが、正義と悪の二項対立ではなく、少年たちの心の葛藤が戦いに大きく影響する。新劇場版はテレビシリーズ版のストーリーに手を加えたリメイク版。これ以外にも、1997年の劇場作品「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に」などがありファンの数は多い。同作は1998年に第21回日本アカデミー賞 話題賞を受賞している。
スペックはMAXタイプのST機で大当り確率約390.1分の1、ST「インパクトバトルモード」は大当り後に必ず突入して100回転まで続き継続率は約80%。右打ち中は約50%が15R(2025個)であるため、ツボにハマったときの出玉力は高い。また、ST中はシリーズ初のバトル演出が繰り広げられる。初号機、改2号機β、8号機αが総勢14体の使徒と戦い、組み合わせや演出によって大当り期待度を示唆する。他にも、新しくなった専用筐体上部から飛び出す役物「Wエントリープラグ」などがあり、大当りを周囲にアピール可能。演出面は「CRヱヴァンゲリヲン9」の元になっている「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」(全4部作中3作目)を題材にした新演出を搭載し、透過液晶で盛り上げる。
お披露目の舞台「飛天」は巨大スクリーンによる映像演出に加えて、初号機フィギュアへのプロジェクションマッピング(写真2枚目)などでエヴァ一色。エヴァンゲリオンファンとして有名なタレント加藤夏希さんは劇中の登場キャラクターの伊吹マヤのコスプレ(写真3枚目)で登壇し「エヴァファンとしてこういう形で触れることができるのはとてもうれしいです。いろいろ飛び出てアトラクションみたいで、画面も大きく全部の映像を見たくなりますね」と実機の感想を語っていた。試打コーナーには多くのホール関係者が来場。年末の注目機種となるだけに熱心に試打を行った。
納品日は12月上旬を予定。
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