パラダイスセガサミーの韓国カジノ10月着工へ

2014.08.09 / カジノ

8月6日、ロイターの報道によると、韓国パラダイスグループがセガサミーとの合弁事業で計画している韓国初の統合型リゾート「パラダイスシティー」が10月に着工することが分かった。

「パラダイスシティー」は、仁川国際空港のある永宗島に計画されているカジノ付きの統合型リゾートで、2012年に設立されたパラダイスセガサミー社が開発・運営を行う。開発計画の第1フェーズは、約1000億円を投じてカジノやホテル、ショッピング施設のほか、各種娯楽施設や会議施設などを建設し、2017年の開業を目指す。

同リゾートは、増加する中国人富裕層の誘致を目指しており、パラダイスセガサミーCEOのチョイ・ジョンワンは「今後、中国人富裕層がさらに増え、韓国旅行の需要も伸びる。(パラダイスシティーでは)中国人VIP客に対してKポップや韓国料理などの韓国文化を発信していく」とコメントしている。カジノはテーブル120台やスロットマシン400台、その他電子テーブルゲームが300台とマカオやシンガポールのIRに比べると比較的小規模だが、顧客仲介業者のジャンケットオペレーターと契約を結び、より多くの中国人VIP客の獲得を行う。

※画像は仁川付近の夜景

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