パチスロ適合率50%割れ続く/保通協

2015.10.14 / ホール

10月1日、財団法人保安電子通信技術協会は平成27年9月度の型式試験状況等について発表した。

概況は次のとおり。ぱちんこ遊技機=適合54機種・不適合11機種(※適合率79・4%)、回胴式遊技機=適合13機種・不適合24機種(適合率約42・5%)、じやん球、アレンジボールはなかった。※適合率=適合数÷結果書交付数(平成27年分の累計)。昨年9月中旬からの試験方法変更から1年が経過したが、回胴式の適合率は50%を下回る状況が続いている。

当月中の不適合事例では、ぱちんこ・回胴式ともに役物比率や出玉率規制に係るものが報告されたほか、ぱちんこでは「周辺基板に遊技の結果に影響を及ぼす機能が設けられていた」、回胴式では「周辺基板が主基板の信号に反する演出を行うことで、遊技機の結果に影響を与える性能を有していた」と、周辺基板関連の不適合事例が挙げられている。

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