シニア層を増やすためにやるべきことは一杯ある

2019.07.06 / コラム

今やパチンコホールはシニア層に支えられている、と言っても過言ではない。その一方で
ホールはシニア層に対して何か特別なことをやっているか、といえばそうではない。

シニアのホール選びはやはり自宅から一番近い、ということがポイントになったりする。
足も悪くなってくるので、そう遠くへは行けない。そのホールのサービスが少々悪かろうが我慢する人も少なくない。

「シニアに支えられているのだから、シニアにウケるサービスをホールはもっとやるべき
」とは業績向上の達人。

どういうことをやればいいのか?

「全体的に文字はもっと大きくすべきです。特に大当たり確率などの文字は大きく表示しなければなりません。実際にあったのが、お客様は1円の甘デジを打っているつもりが、4円のミドルを打っていたこともあります」

こういうちょっとした気配りがあると視点はさらに広がっていく。

「会員になってもらうためにも、会員のメリットを漫画で紹介する。主人公はもちろんシニアで紹介する。呼び出しボタンだって届きにくい。やはり手元にある方が親切です。椅子を最適な高さに調整するために座布団を敷くのも一つの方法です。杖をついているお年寄りには杖置き場も喜ばれます。シニア向けにやるべきことはたくさんあります。シニア向けのことをちゃんとやると稼働は上がります」

ところが、ホールは急速に各台計数機の導入が進み、スタッフの数を減らす傾向にある。

本来は玉箱運びの作業から解放された力を接客に注ぐはずだったのだが…。人手不足を解消するための設備で完全にコストカットの方向に進んでいる。

「ホール経営は負けるお客さんで成り立っている。圧倒的に負けるお客さんの方が多い。スタッフがいないと文句をいう相手がいなくなる、ということでもある。不満が爆発すると二度と来なくなる」

IT系企業が多い地区の飲食店は、ベタベタ接客の方が好まれる、という傾向がある。普段は一人で黙々と仕事をすることが多いので、食べたり飲んだりするときは、人と触れ合いたい、という欲望が生まれる。

若者でもベタベタ接客を好むケースもあるように、シニア層が多いホールともなるとなおさら、ベタベタ接客が好まれるのに、スタッフを減らすのは時代とは逆行しているともいえる。

シニア層に対してはよりきめ細かいサービスが必要になるが、それをするのがマンパワーである。










オリジナルサイトで読む
どーぅ。5年弱

リニューアルおめでとうございます!
当ホールもシニア層に支えられての営業となります。
とても興味深い記事でした!
ありがとうございました!

返信する 0
ナスビ5年弱

常連様から
「明日から入院でしばらく来れないんだぁ」
健康食品のイベント景品を考えました。

返信する 0