ギャラクシー純利益3%増

2015.03.24 / カジノ

3月19日、マカオのギャラクシー・エンターテイメントは最新の業績報告を行い、2014年の年次純利益が103億香港ドル(約1,590億円)で前年から3%増加したことを発表した。

グループ全体の総売上は、9%増の718億香港ドル。EBITDA(利払い・税金・償却前利益)は、132億香港ドルで5%増だった。一方、四半期ベースでは第4四半期(10~12月)のEBITDAは25%減少した。

同社の昨年のカジノ収入は、710億香港ドルで9%増加した。部門別に見ると、マス(一般)部門は188億香港ドルで12%増、VIP部門は50.4億香港ドルで8%の増加。昨年6月から続くカジノ低迷のなかでも成長を維持したが今年に関しては、依然として続くVIP客のマカオ渡航回避や中国経済の減速などの不安要素のほか、カジノ内の禁煙や中国人旅行者のビザ規制などの影響が拡大することが懸念されている。同社は、今年5月に「ギャラクシー・マカオ」の新施設投入を予定しており、さらなる成長を目指す。同社副会長の呂耀東(フランシス・ルイ)は、現地メディアに対し「(新施設投入後の)今年後半から業績は徐々に回復するだろう」との見解を示している。

※画像は「ギャラクシー・マカオ」の新施設投入後の完成模型

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