ギャラクシー大幅減収／2015年1～３月期

4月16日、マカオのギャラクシーエンターテイメントは今年第1四半期（1～3月）の業績報告を行い、期間中の売上高が約137億香港ドル（約2100億円）と前年同期比で-32％の大幅減収だったことが分かった。

同期間のグループ全体のカジノ収入は133億香港ドルで34％減少、部門別ではマス（一般）部門が16％減だったのに対しVIP部門は41％減と大幅に下落、VIP客のカジノ離れが顕著に表れる結果となった。同社会長の呂志和（ルイ・チェウー）は「現在の逆風下ではこの結果は驚くべきものではない。マカオの今後については、長期的には楽観視している」との声明を発表している。同社は5月27日に新施設の開業を控えており、今後はVIPカジノに依存しない大衆向けの施設運営に注力する方針を示している。