ダイナムが2020年3月期連結決算を発表、営業収入1419億1900万円(前期比3.0%減)

2020.05.27 / ホール

5月27日、株式会社ダイナムジャパンホールディングスは2020年3月期の連結決算を発表。リリースによると、同社の2020年3月期は、 営業収入1419億1900万円(前期比3.0%減)、 税引前当期利益195億600万円、 当期利益127億4700万円(前期比1.2%増)の減収増益となった。

以下、リリース文より抜粋。

 

 中核事業であるパチンコホール業界におきましては、 2018年2月に施行された改正遊技機規則に対応した新基準機の増加に伴い、 パチンコ・パチスロともに稼働率の低下が進んでおります。 また、 日本国内における新型コロナウイルスの感染拡大により、 2月下旬には北海道の緊急事態宣言、 学校休校要請等、 相次ぐ政府・自治体からの発令により市民生活は大きく制限され、 この影響を直接受けているパチンコホール業界では、 顧客数を大幅に減らしております。
 このような環境の中、 当社グループでは営業で蓄積された顧客の遊技データに基づく遊技機選定や中古遊技機の活用など、 経費効率の向上に努め、 顧客視点に基づいた遊技機構成への変更、 店舗設備のリニューアルなど、 各種営業施策に継続して取り組んできた結果、 当期利益は3期連続で増益を達成しております。
 なお、 株主の皆さまへの利益配分につきましては、 1株当たり3円の期末配当とさせていただきました。

同グループでは、地域のインフラとして、「パチンコを誰もが気軽に楽しめる〝日常の娯楽〟に改革する」というビジョンを掲げ推進しており、多店舗展開による強みを生かし、店舗運営のすべてをローコスト化している。2020年3月末現在の同グループの総店舗数は448店舗であり、うち274店舗(61%)が低貸玉店舗となっている。

ダイナム, 決算