2024.01.11/ホール
2025年夏、株式会社ダイナム(東京都荒川区、代表取締役:保坂 明)は、コムシード株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長CEO:塚原 謙次)と業務提携し、オンラインバーチャルホール事業「スロパチスピリット」を展開することを発表した。
バーチャルとリアルの融合で新たなファン層を開拓
ダイナムは全国46都道府県でパチンコホールを運営し、リアル店舗での実績を持つ企業。一方、コムシードはスマートフォン向けゲームアプリの開発を手掛ける企業だ。本提携では、ダイナムのホール運営ノウハウと、コムシードのオンラインゲーム開発技術を融合させ、新たなパチンコ・パチスロユーザーの獲得を狙う。
スマートフォンゲーム市場は年間1兆5,000億円規模に成長しており、アプリユーザー数は約4,000万人に達している。こうした市場の拡大を背景に、両社は協力し、パチンコ・パチスロの新たな遊び方を提案していく。
「スロパチスピリット」は、パチンコ・パチスロ機の実機シミュレーターをモバイル上で楽しめるソーシャルゲームアプリで、実際のホールを模した3D空間でプレイできるのが特徴だ。
本プロジェクトの一環として、ゲーム内に「バーチャルダイナム(仮称)」を展開予定。ここでは、ダイナム店舗の雰囲気を再現し、現行機種や歴代の人気機種のシミュレーターに加え、最新PB機「eA夏色日記」も導入される。
本サービスは2025年夏にローンチ予定。ダイナムは「バーチャルとリアルを繋ぐ新たな遊技体験を提供し、ユーザーのすそ野を広げたい」とコメントしている。オンライン市場への新たなアプローチとして、今後の展開が注目される。