カジノ法案が衆院審議入りも見送りか

2014.06.13 / カジノ

6月13日、カジノを含めた統合型リゾートを推進するための法案(カジノ法案)の衆院審議入りが持ち越される可能性が高いことが分かった。

12日の理事懇談会で、民主党の近藤洋介衆議院議員はカジノ法案の審議に関して複数の条件を提示。そのなかで、官房長官や国家公安委員長など主要閣僚の審議への出席を求めた。近藤議員はロイターのインタビューに対し「やはりきちんとした議論が必要。そういう議論を国民に明らかにして賛否を決めなければならない」と述べている。これに対し、カジノ推進派の議員は提示された条件を持ち帰り、来週17日に再び開かれる理事懇談会で審議入りの可否を決定する。

近藤議員の条件提示で審議の時期は18日以降にずれ込むことになったが、いずれにしても22日の国会終了までに法案を成立させることは不可能。カジノ推進派の議員は、今国会で法案の審議入りさせて、継続審議にしたいと考えているが、それも難しくなってきた。

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