オーイズミ「ひぐらし」はリプハズシ搭載

10月2日、オーイズミは新機種「パチスロひぐらしのなく頃に煌」のプレス発表会を秋葉原e-sports SQUAREで開催した。

「ひぐらしのなく頃に」は同人サークル「07th Expansion」（セブンス エキスパンション）が制作するコンピューターゲームで、村社会の中で発生する連続怪死事件、失踪事件を描いたミステリー作品。当初はコミックマーケットでのみ頒布されていたが、徐々に人気に火が付き漫画、アニメ、映画、家庭用ゲーム機などへ広がっていった。

同社から4年前にパチスロで登場した「パチスロひぐらしのなく頃に祭」は、高い技術介入性を搭載したノーマルタイプで、完璧な目押しでフラグ成立時に全役をそろえることができれば、設定1でも出玉率100％を超えることで話題になった。その後継機「煌」は「祭」からシステムを大幅に変更。擬似ボーナスを搭載した1Gあたり純増約2.7枚のAT機で、平均340枚獲得できるビッグボーナスと平均90枚獲得できるレギュラーボーナスがある。ビッグボーナス中は4号機を彷彿とさせる「リプレイハズシ」（再劇回避）で獲得枚数を増やせる。目押しレベルによって、リプレイハズシの難易度と成功率を選べる。

プレス発表会で同社の大泉秀治代表取締役副社長（写真左から4番目）は 「本編とはかけ離れた、（ユーザーの）想像の斜め上をいくようなストーリーで、機械の中身もオーイズミらしい斬新なものになっています。４号機のリプレイハズシを再現できないか、ATで斬新なゲーム性ができないかを開発に提案したところ、想像通り、いや想像の斜め上を行くものになりました。ホールでリプレイハズシを成功させ、ドヤ顔をしているユーザーを見るのが楽しみです」とあいさつ。また、発表会には「想像の斜め上」のゲストとして、泣く子も黙る宇宙海賊ことお笑い芸人のゴー☆ジャス（写真左から3番目）が登場。「いースタートが切れましたね、イースター島」など、「笑いのリプレイハズシ」としておなじみのギャグで会場を沸かせ、プレス発表会を盛り上げた。

納品日は11月16日を予定。

©2011竜騎士07／雛見沢御三家