ハンドルネーム「陀芽生」さんの第2弾は、パールショップともえのOBたちの想いだ。
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パールショップともえの出身者は、関東を中心に、東海、東北、北陸に散らばっていることが確認されている。
業界歴30年のホール出入り業関係者が中心となり、『ともえの会』を結成しており、その人数は16名になる。
様々な理由でともえを退職したが、全員ともえに育ててもらったと感謝している。
最初はOB2人から始まり、10人を超えた時に『ともえの会』へ発展。ともえ時代を懐かしみ、同時に業界情報を交換している。
現在はホールで本部長として活躍している者、ホールオーナーの長女と結婚して次期社長の予定の者、現役の店長として、腕を振るう者もいる。
他にはホール支援業として独立した者や機械販売を手掛けている者、携帯販売会社で大儲けした者など多岐にわたっている。
全員、今話題のLINEで繋がっている。
彼らはともえ出身であることを誇りに思っていた。
同社で学んだ機械調整方法や店舗設備管理方法など、他では学べない技を学ばせてもらうと共に、高度の釘調整技を叩き込まれたようだ。
ゲージを使わなくても、目視だけで釘を垂直上げ3度に短時間で全て調整を出来るのは当たり前らしい。
しかし、誓約書未提出については、非常に落胆しているようだ。
ともえは、そんな会社では無いと思っていたのだが「それは幻想だったのか?」とメンバー同士で話題になった。
高射幸性の機械を撤去する誓約書を提出しなかった店舗は、約9000店舗中、たった35店舗。うち、31店舗がパールショップともえ(1店舗が2月に閉店した為、現在はパールショップともえは全店で30店)だった。
ともえの会メンバーの中には、組合からともえについて、どんな会社なのかヒアリングを受けた者までいる。屋号は知っていても、どんな会社か知らなかった業界人が多かった、ということだ。
結果、都遊協からは半年間の資格停止処分を受けた他、遊技機メーカー数社からは販売停止のペナルティーを受けている。
優等生だった古巣に、出身者から心配の声が上がっている。何かの信念があるから、ここまでやっているのだろうが、業界を敵に回してまで頑張る意図を知りたいと思っている。
メンバーの耳には「国賊レベル」との声も入ってきた。オーナー自らがブランド価値を下げていることに気が付いていない訳がない。
社会貢献に熱心な会社でもあるパールショップともえ。
営業自粛にも協力してきたパールショップともえ。
なぜ、この件だけ業界に反抗するのだろうか?
ある業界関係者は、「ともえのやり方は、違法ではないが、業界全体に悪影響を与えている。今まで組合が努力してきた事を知っていたら、こんな事は出来ないはず。今まで公的融資が受けられない業界が、受けられるようになった理由をともえは知っているはず」と話す。
また、あるOBは「業界から資格停止や販売停止をダブルで受けた会社の社員は、どんな思いなのだろうか?」と心配する。
業界人ならば分かるだろう。
違法性のあるなしの問題ではない。
99%以上のホールと違う事が正しいのか?
ちなみに、ともえの会は、来月から名称を変えるらしい。
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